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ガンダムの気になるところ21 「木星帰りが世捨て人と呼ばれる所以について」 2006.10.01 (Sun)

【More・・・】

ちょっと前の話題ですが、惑星の定義が決まり、それによって冥王星が惑星ではなくなったそうですね。
子供の頃、憶えた太陽系の惑星の名前は、限りある脳のメモリーの一部にしっかりと書き込まれており、今さら「惑星じゃないんだよ」と言われても、私たちの生活になんら影響を与えそうにないことから、「どっちでもいいじゃん」というのがほとんどの人の感想なのではないでしょうか。
太陽系の惑星のうち、冥王星だけがなかなか憶えられなくて赤点だったとか、天体(天文学)が嫌いになったという人にとっては、憤慨すべきことなのかもしれませんね。

惑星の定義として、星の大きさが基準のひとつとなったそうですが、太陽系の惑星でもっとも大きいのは木星です。
木星と言えば、木星帰りの男、シロッコを思い浮かべます。ファーストガンダムファンは、シャリア・ブルでしょうか。

二人ともニュータイプとして有名です。
ニュータイプの条件の一つとして、地球に魂をひかれていないことが挙げられます。
より地球から遠く離れた環境で生活をするということは、ニュータイプへの覚醒の可能性、素質や能力が高くなるということでしょうか。
木星ではありませんが、アステロイドベルトにあるアクシズで育ったハマーン・カーンもまた強力なニュータイプの一人と言えるでしょう。


では、木星には一体何があるのでしょうか。
ガンダムカルトQQQ(MIDI-CG-SOFT-総合サイト)によると、モビルスーツのエンジンである小型核融合炉を働かせる事ができるヘリウムが採取できるのだそうです。

ガンダムにおいて、シロッコのことを「世捨て人」と比喩したり、本人も「世俗での生き方を忘れていた」と言っているように、往復路を含めた木星での生活は、外界からの情報が遮断され、隔離された状態であると言えます。
このZガンダムの時代を背景に、木星に行くことで世捨て人と呼ばれる所以について勝手に想像してみます。

  1. 情報が遮断される
    少なくとも、Zガンダムの時代(U.C.0087ごろ)では、木星までの通信インフラが整っているようには思えません。
    地球から木星までの、相当な距離を考慮すると、仮に通信できたとしても、かなりの遅延や劣化が予想され、ミノフスキー粒子の影響により通信自体がかなり困難だと思われます。
    また、木星までの行程についても、輸送艦の性能にもよりますが、かなりの高速で航行していると思われるます。
    モーレツな勢いで地球圏から遠ざかっていく艦との通信はなかなかできそうにありません。
    そんなわけで、地球やコロニーからの情報はほとんど入手できない状態にあると言ってよいでしょう。
    社会情勢やトレンドなど、さまざまな俗世間の情報にいっさい影響されない(振り回されない)環境で生活することは、まるで時が止まった世界で生活していることに等しいのでしょう。


  2. 時間の感覚が麻痺する
    公転や自転といった天体活動をしている地球上での生活と異なり、宇宙空間での生活では、昼と夜の区別がなく、常に太陽光線が照射されていると想像できます。
    コロニーやアクシズくらいの大規模なものとなると、それ自体が回転したり、照度調整や空調設備によって、生活リズムを維持するための仕組みを持っている可能性はあります。
    この時代の木星周辺にはそのような人工の建造物があるとは思えませんし、当然のことながら木星は生活できる環境ではないため、大型輸送艦内で生活を余儀なくされます。

    大型とはいえ、輸送艦には大規模なコロニーと同じような大規模な設備はないでしょう。
    併せて、木星の重力によって落下しないよう、衛星のように周回していると思われます。
    自分自身が惑星の周りをぐるぐると回ることにより、太陽の照射時間を調整することが可能となります。
    ところが、木星は太陽系でもっとも大きい惑星であるため、かなり早い速度で周回しないと、地球での生活リズムに限りなく近づけることはできないでしょう。
    あまり早い速度だと、本来の目的(木星資源の採取活動)に支障が出るおそれがあるため、少なくとも作業時間中は速度を落とすことになります。
    そんな状況下で、地球時間に合わせた生活を長期間を維持し続けるのはなかなか困難なことのように思います。
    人間の身体は、一定のリズムを持っていると言われますが、地球に住んでいる人たちとは完全にズレてしまいそうです。


  3. 質素な食事
    どんなに輸送船が高速航行可能だったとしても、木星に到達するまでにかかる時間は、相応な日数がかかるはずです。
    木星での詳細な活動内容が不明なため、どのくらいの人員が同行し、どのくらいの期間木星に滞在するのか分かりませんが、生活に必要な飲料水や食料は、相当な量が必要なはずです。
    木星資源の保管スペースはもちろん、復路の生活物資も予め備蓄しておく必要があります。必然的に輸送艦が大型になりますが、大型といっても限界があるでしょうし、詰め込む物資は最低限に留めておきたいものです。

    食料や飲料水については、省スペースに加え、長期保存可能、バランスの良い栄養の摂取、というのが条件となります。ガンダム本編でもよく見かけるチューブ状の容器に入った、液状またはゼリー状の宇宙食が中心となりそうです。
    生きていくうえで、食事を摂る楽しみというものがあると思いますが、味は二の次となるため、なんとも味気ない食事となってしまいます。
    量と味付けが制限されているとすれば、太っている人は地球圏に戻ってきたときには、すっかり健康的な身体になっていることでしょう。
    ”木星ダイエット法”なんていうダイエット方法が流行ったりかもしれませんね。


  4. 単調な生活
    木星に行く目的が、ヘリウムの採取ということなので、木星での作業があります。そのほか、木星周辺に拠点を設けるため、物資を運んでは建設作業をしているのかもしれません。
    いずれも、木星に着いてからやることはありそうです。
    問題は木星までの往復路です。長期間にわたる行程の時間を、どのように過ごしているのでしょう。
    軍関係者を中心に、医者や政府関係者 技術者や学生、その他様々な職業の人が同行していると思われます。
    一部の職業の人(軍人や医者など)にとっては、輸送艦内とはいえ、勤務地が変わっただけでやることは普段とあまり変わらないでしょう。
    木星に行くことを、プロジェクトとして参加する人にとっては、一連の行程をスケジュール化されており、やることがないなんてことはないかもしれません。

    艦内には居住区と併せて商業施設もあると思われるため、アクシズやコロニーほどの規模ではありませんが、独自の社会が形成されている可能性があります。
    ただ、その規模が小さいこと、その範囲での限定的な社会活動となるため、例えば、非番や勤務時間外の過ごし方としては、物足りないような気がします。
    映画「エイリアン」で見られるように、長期間の航行には睡眠状態を維持するような装置で眠るということも考えられますが、アステロイドベルトを抜けなければならないことから、安心して眠れそうにありません。



以上のことを考慮すると、行程を含めて木星での生活は、外界とは隔離された状況下で、単調かつ質素な生活を余儀なくされます。
時間の流れや、四季を移り変わり、様々な情報など、刺激を感じることができる地球での生活に比べ、強靭な精神力を求められる過酷な状況ではないでしょうか。
それは、長期間山でキャンプをしているというような、けしてお気軽なものではなく、寺で修行しているか、人によってはまるで刑務所の囚人のようにツラく感じるかもしれません。

地球圏に帰ってきたときには、すっかり世の中が変わってしまっているということは十分あり得るわけで、そのような状況で生活することは、まさしく世捨て人のような生活と言えるのではないでしょうか。





【宇宙(そら)の声】
木村カエラの「TREE CRIMBERS」がカッコいいぞ!
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テーマ : 機動戦士 ガンダムシリーズ ジャンル : アニメ・コミック

タグ : ガンダム 木星 シロッコ

17:12  |  ガンダムの気になるところ  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

*Comment

F91 の続きのお話であるクロスボーンガンダム(コミック版のみ)では
木星で一大帝国となった「木星帝国」との戦争があります。
木星帝国ではそれなりの「街」が出来ています。
でも、水や空気はとても貴重なもので配給制になっており、
それらを他人に譲渡することはとても忌避される行為にすらなっています。
つまり、木星で生活するってことは半端じゃないってことのようです。

クロスボーンガンダムは絵柄の好みで賛否あるようですが
そこを乗り越えて(私は全然平気でしたが)読み込むと
流石は富野御大のシナリオらしく、とても読み応えあります。
F91 と合わせて一気に堪能することをお勧めいたします!
ヤブチカ |  2006.10.05(木) 17:56 |  URL |  【コメント編集】

コメントありがとうございます。
F91は劇場版で観ました。
クロスボーンガンダムはその続きで、そして正規の宇宙世紀作品として非常に興味はあります。
しかし、残念ながらクロスボーンガンダムを描いている作者の方の画は、なかなか馴染めません。
画じゃないんですけどね。解っているんですよ。
きっと、読みはじめてしまえば、気にならなくなるに違いありません。
まんが喫茶に行きたくなってきました。
がんがむ |  2006.10.06(金) 01:40 |  URL |  【コメント編集】

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